くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語 第122回
~相続放棄をした場合でも、固定資産税を払う必要があるのか~

 

掲載日:2019/7/1

‡ 相続放棄をした場合でも、固定資産税を払う必要があるのか ‡

 

 

相続手続支援センターパンフレット

弟さんがお亡くなりになったということで、依頼者のYさんから、相続放棄をしたいというご依頼がありました。

 

お話によると、弟さんとはもう何年も連絡を取っていない状態でしたが、近所の親戚から、弟には借金があるという話を聞いていました。

実際に弟が亡くなった連絡を親戚から聞き、本人の郵便物などを調べてみると、全ては把握できませんがかなりの借金をしている様子であることが分かりました。

先々のことも考え相続放棄をすることに決めましたが、必要な資料の集め方などがよく分からない上、また、平日は仕事のため、支援センターに手続きを依頼したいとのことでした。

 

依頼者の要望どおり、必要な資料を取得し、弟さんの借入金額も確認した上で、手続きの段取りを支援センターで整えました。依頼者の方は、その後無事に家庭裁判所で手続きを終了しました。

 

相続手続支援センターパンフレット

ところが、この件は終了したと思っていた矢先、弟さんの所有していた不動産について、所在地の市役所から、「固定資産税納税義務者申告書」の提出の請求が送られてきました。相続放棄をしたので納税の必要はないと思い市の固定資産税課に問い合わせをしました。

 

事情を説明したところ、相続放棄申述受理証明書を市へ送っていただければ固定資産税の納税義務者になる必要はありませんという回答でした。お客様へすぐにお伝えし、市の方へ受理証明書を送っていただきました。アフターフォローもしっかり行っていただき有難うございました、と大変喜ばれました。

 

 

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