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あなたの隣りの相続物語 第116回 ~相続人はいとこ同士の10名、よく分からない人達で「どうしよう?」~

 

掲載日:2019/1/1

‡ 相続人はいとこ同士の10名、よく分からない人達で「どうしよう?」 ‡

 

 

相続手続支援センターパンフレット

アパートで1人暮らしのおじ様が孤独死、相続人は姪・甥(両親・6人の兄弟は他界、普段は縁の無い関係の薄いいとこ同士での相続)で、生存している10人、他に3人が既に他界していました。

残された遺産は、銀行一行に普通預金、ゆうちょ銀行に定期預金950万円があり、不動産はありません。死後の葬式や片付け等で150万円の費用がかかりました。

そうした中、長兄の子どもから相談がありました。

 

主な内容は、交流がなく、顔も見たことがなく話したこともない「いとこ」に「どのように話をしたら良いか?」「おじ様のことをどう説明するか?」などなど、心配と不安を沢山抱えている様子でした。

 

相続手続支援センターパンフレット

何回かの面談の際、相続の手続きの進め方、基本的な考え方(姿勢)、などを話して、特に10人全員が同意しないと手続きは完了せず、最後は膝詰めで了解を得られなければならない場合もあります、など、事前の準備をして、他の相続人の人達に話をしてもらいました。

実際、10人の同意を得るとなると大変なことです。今回は10人全員が誠意をもって話を聞いてもらい、対応してもらったおかげで、1年以上時間はかかりましたが、無事手続きが完了しました。

 

おひとり様の相続は、相続人間の関係が希薄な場合が多くあります。全員を探し出して同意を得る事は、大変です。

遺言があれば、スムーズに手続を進める事ができます。お身内におおひとり様がいらっしゃる場合は、遺言を検討してみて下さい。

 

 

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