くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語 第102回
~どうやったら預金を引き出せるの? 親族を悩ませる相続手続~

 

掲載日:2017/12/8

‡ どうやったら預金を引き出せるの? 親族を悩ませる相続手続 ‡

 

 

相続手続支援センターパンフレット

Aさんは、長い間老人施設に入所していて、長男が面倒を見ていました。

また、長男の妻のBさん(Aさんにとっては息子の嫁で、子供はいない)は、幼い頃から体が弱く、近年はずっと入院していました。そんな中、家族の面倒を見ていた長男が突然亡くなってしまいました。

 

相続人は、母親であるAさんと妻のBさんです。

Aさんは施設に入所しており、体調も優れず、少し痴呆も始まっていて、どうしていいかわからず、心配するばかりで手をこまねいている日々を過ごしていました。

皆の面倒を見ていた長男が亡くなってしまったことから、Aさんの従兄弟のCさんが、AさんとBさんの面倒を引き受ける事になりました。

 

Cさんは、預金の手続をしようとしましたが、相続人でもなく、A さんとBさんが何もすることができない状態になっていたので、預金を引き出すことができず困っていました。

この様な経緯でCさんから相談があり、お手伝いをさせていただくことになりました。

相続手続支援センターパンフレット

 

まず、成年後見制度について説明し、AさんとBさん両方について後見の手続を行い、預金の手続・土地建物の登記等を無事完了させることができました。

 

手続完了後、Aさんは安心して施設で平和に暮らしておられます。長寿社会での逆縁は珍しいことではなく、相続人に成年後見の手続きが必要なことも多くなりつつあります。

 

心配な御家族がいる場合、早目に遺言を作成しておく事が、万が一の時、スムーズに名義変更を行う事ができ、御家族に喜ばれます。

 

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