くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語 第62回 ~手続きが終わった後の認知~

 

掲載日:2016/5/7

‡ 手続きが終わった後の認知 ‡

 

 

相続手続支援センターパンフレット

お父様が亡くなり、相続人は長男、次男の二人。

家を継いだ長男は土地と家屋、次男は現預金を相続することで、遺産分割協議が円満に成立しました。

相続手続が完了し、次男は相続した現預金全てをご自身の住宅ローンの返済に充ててしまいました。

 

半年後、「自分は被相続人の子どもだ」と名乗るA氏が現れました。

相続が発生した時点では「認知」はされていませんでしたし、当然「戸籍」にも載っていませんでした。

しかし、DNA鑑定により、A氏はお父様の子どもとして認知されました。いわゆる「死後認知」です。

 

相続手続支援センターパンフレット

死後認知とは、父が死亡した後の3年を経過しないうちには、認知の訴えをすることができ、その期間に訴えを提起することをいいます。

父は死亡している為、検察官を相手として、当事者の住所地を管轄する家庭裁判所に訴えを起こすことになります。

 

結局、DNA鑑定により死後認知されたA氏には、長男が相続した土地の一部を売却し、法定相続分相当額の金銭を支払うことで協議が成立しました。

 

 

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