くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語 第58回 ~離婚してくれなかった妻~

 

掲載日:2016/3/11

‡ 離婚してくれなかった妻 ‡

 

 

相続手続支援センターパンフレット

Aさんにはフィリピン国籍の配偶者Bさん、前妻との間の子Cさん、AさんとBさんの子Dさんがいました。

Bさんは、10年ほど前から、フィリピンと日本を行ったり来たりしていて、日本語もあまり通じず、ここ数年はほとんどDさんを連れてフィリピンに帰ったままでした。

AさんとCさん、それからAさんの母Eさんが同居していましたが、Aさんが突然倒れ、何も告げずに亡くなってしまいました。

 

 

生前Aさんは債務整理中(過払い請求)で、過払い還付金は200万円近くにもなっていましたが、決定事項ではなく申請中がほとんどでした。

過払い金を受け取れるのはその相続人となりますが、市税などの滞納金が100万円近くあり、その他の債務もちらほらありました。

そこで、相続するか放棄するか迷っていました.

 

Bさんとは、たまにBさんから連絡が入るそうですが、こちらからの連絡先はわからない状況で、BさんとDさんの居所もわからなかったので、長期化を避け、Cさんは相続放棄を選択しました。

 

相続手続支援センターパンフレット

Aさんは、Bさんに対し生前から離婚を持ちかけていたのですが、取り合わなかったようです。

また、Bさんは最近、年金の手続きをするため来日していたといううわさも・・・。

圧倒的な債務超過であれば放棄という選択肢で問題ないと思われますが、相続する場合、対策なしでは手続きが滞ったり、長引いたりする場合が多いので、注意が必要です。

 

 

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