くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語
 第53回 ~20年以上も前に返済し終わったローンが・・~

 

掲載日:2015/12/25

‡ 20年以上も前に返済し終わったローンが・・ ‡

 

 

相続手続支援センターパンフレット

会社の事業でいずれ使おうと思い、複数の不動産を買っていた社長のAさんが亡くなり、相談を受けました。

幸いにして市内の不動産が多く、不動産についてはスムーズに進むかと思われました。

 

ところが、ほとんどの不動産が、ある信用金庫の担保に入っており抵当権がついていました。 個人でも会社でも、借金の話は聞いたことがありません。

信用金庫で確認を取ると、借入金は一切ないとのこと。過去の借入れについて保存期間を過ぎた記録については廃棄済みで、恐らく20年以上前に返済は終わっているとの返答でした。 ローン契約書等の書類も信用金庫には残っていませんでした。

 

相続手続支援センターパンフレット

長男のBさんは、引き継いだ会社の事業資金に充てるため、別の銀行で不動産を担保に新たにお金の借入れを考えていましたが、このままでは抵当権が残っているため借入れができずに困ってしまいました。

 

不動産を担保にしたローンを返済し終えたとき、登記手続きをしないでいると担保の記録はそのままずっと残ってしまいます。抵当権を外す登記手続きに決まった期限はありませんが、抵当権が外せないと利用に制限がでてきます。

 

できる手続きは、できる時期に済ませておくことをお薦めいたします。

 

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