くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語
 第51回 ~家族が知らないマイナス財産~

 

掲載日:2015/11/27

‡ 家族が知らないマイナス財産 ‡

 

 

相続手続支援センターパンフレット

相談者Bさんの奥様、Aさんが亡くなりました。

死後まもなく銀行から亡くなったAさんへ借入の返済についての内容証明が届きました。

 

内容を見てみると、Aさんの兄弟の後妻の連れ子がした多額の借金でした。その兄弟は数年前に亡くなっており、生前連帯保証をしていた債務が回りまわって亡くなったAさんのところにきたものでした。

 

相続手続支援センターパンフレット

奥様(Aさん)の死後、まだ心の整理もついていない相談者のBさんは、何が何だか訳がわからず相談にきました。

銀行その他の事実確認後、必要に応じて家庭裁判所に相続放棄の申立てをすることを提案し、早速事実確認を始めました。

相続放棄のためには、相続後3ヶ月という期間のほか、「相続財産を処分していないこと」という要件が必要です。

幸い、早い時期にご相談いただき、状況確認ができたため、スムーズに相続放棄をすることができました。

 

相続状況の事実確認をしないまま手続を始め、後日借金や連帯保証債務が見つかり、相続放棄ができない例があります。まずは全体像を把握することから、はじめたいものです。

 

 

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