くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語 第48回 ~おひとり様の相続手続~

 

掲載日:2015/10/16

‡ おひとり様の相続手続 ‡

 

 

相続手続支援センターパンフレット

妹さんが亡くなり、郵貯銀行の口座解約の手続に相続人であるお姉さんが行ったところ、相続人全員の署名・押印が必要だと言われました。

 

妹さんには配偶者も子もおらず、体が不自由で、お姉さんの家族が面倒をみていました。

相続人はご兄弟のみ7名という状況でしたが、他のご兄弟は皆遠方に住んでおられ、その中には、すでに亡くなられている方が4名、甥御さんや姪御さんの中にはほとんど付き合いのない方もおられ、相続人全員を確認するのに約2ヶ月を要しました。

 

最終的に相続人は兄弟3名と代襲相続人8名と判明し、各相続人へお姉さん自身から電話や手紙で連絡をとっていただきました。

 

相続手続支援センターパンフレット

ところが、代襲相続人の1人が住民票の住所に住んでおらず、行方がわからないことが発覚しました。

家庭裁判所に不在者財産管理人の申立て、権限外行為許可の申立てという手順を踏まなければなりませんでした。

更に数ヶ月の期間と費用を要しました。

 

生涯独身の方が増加していくと予想される中、遺言書の重要性も増していくのではないかと思います。

 

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