くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語 第42回 ~自筆遺言による親の想い~

 

掲載日:2015/7/24

‡ 自筆遺言による親の想い ‡

 

相続手続支援センターパンフレット

亡くなったAさんには、配偶者Bさんと長女Cさん、長男のDさんと子供が2人います。

配偶者のBさんは施設に入所していて、車椅子で生活していました。長女のCさんが、長らくBさんの生活面の支援をしていますが、長男のDさんは、ほとんど顔を見せることもなかったようでした。

 

Aさんが亡くなった後で自筆遺言が見つかりました。なんと4通もです。

Aさんの遺産は預金と不動産でした。遺言の内容は4通を組み合わせると長女のCさんにすべてを相続させるというものとなりました。

4通のうち、不動産の中には長男のDさんとの共通の土地も含まれており、遺留分の減殺請求を心配した内容の遺言も含まれていました。

 

相続手続支援センターパンフレット

 

Aさんの遺言には、配偶者のBさんと長女のCさんへの思いと、長男のDさんへの恨みが込められたものでした。

 

両親の近くに住んでいなくても、育ててくれた親の恩を忘れてはいけないという教訓のような遺言でした。

 

 

 

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