くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語 第41回 ~勘当された次男~

 

掲載日:2015/7/10

‡ 勘当された次男 ‡

 

 

相続手続支援センターパンフレット

お父様が亡くなり、相続人は配偶者、長男、次男の3人でした。
一見問題のなさそうな相続手続きですが、長男さんが言われるには、実は弟は35年前に家を出て以来ずっと音信不通ということでした。

 

当センターが弟さんの住所を調べて訪問し、お父様がお亡くなりになった事実、長男さんが連絡を取りたいと言っていたことを伝えましたが、弟さんとお父様との確執は、お父様が亡くなった事実によっても簡単に消えることはありませんでした。弟さんは、頑なにお父様の手続を拒んだため、相続手続きの協力を得られるまでに半年以上かかってしまいました。

 

何十年も連絡を取っていない方が相続人になる場合、まず連絡を取ることが大変です。もし連絡が取れたとしても、 その後・相続手続きに協力してくれるかどうかはわかりません。

相続手続きはお金が絡むお話になりますので、難航することが多々あります。今回のように連絡が取れなかった理由が喧嘩・勘当の場合は、兄弟・親子の確執が手続きを難しくすることもあります。

 

相続手続支援センターパンフレット

 

このような相続人がいる場合は「遺言」、特に「公正証書遺言」によって、相続財産を誰に相続させるのかを予め指定しておくことが有効です。公正証書遺言があれば、相続人全員で話し合いをする必要や、相続人全員の署名押印をそろえる必要がなくなるからです。

 

 

 

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