くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語 第19回 ~離婚再婚の落とし穴~

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 掲載日:2014/08/15

‡ 離婚再婚の落とし穴 

 

 

Aさんは、夫Bさんが亡くなり、相談にいらっしゃいました。AさんとBさんは、再婚同士です。Aさんには、前夫Cさんとの間に、子Gさん、子Hさんがいます。Bさんとは養子縁組をしておりました。

 

相続手続支援センターパンフレット

BさんはAさんと再婚する時に、 「おれは過去に結婚を3度しているけど、自分は子供はいない」と言っていたそうです。

 

相続手続にあたり、Bさんの出生から死亡までの戸籍を集めていきました。

 

確かに、Aさんの前にDさん、Eさん、Fさんと婚姻関係にありました。戸籍をともにしていた(婚姻関係にあった)時期は、3人とも1年未満でした。

 

出生から死亡までの戸籍が揃った時に、ビックリしました。 2番目の結婚相手Eさんとは、婚姻期間は8ヶ月しかなかったのですが、 Eさんと結婚する際に、Eさんと前夫Lさんとの間の子Mさん、Nさん(いわゆる連れ子)とも養子縁組をしていたのです。 そして、Eさんと離婚していたのですが、子Mさん、Nさんとは離縁をしていなかったのです。

相続手続支援センターパンフレット

 

結局、今回のご相談者Aさんと、Aさんの子であるGさんHさん、Eさんの連れ子のMさん、Nさんが相続人で、署名・実印をもらうのが大変でした。

 

近年、離婚再婚をする方が増えております。 AさんがBさんと結婚する際には、戸籍謄本(現在戸籍)は、確認したのですが、過去の戸籍(除籍謄本や改製原戸籍)は見なかったので、なくなるまで養子縁組の事は、わかりませんでした。

 

かといって、再婚する時に過去の戸籍を全部集めて一緒になる方はおそらくいらっしゃらないと思いますので、逆の立場から、つまり、万が一離婚される場合、子どもとの「縁」をどうするか、真剣に考えなければならないでしょう。

 

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