くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語 第18回 ~受取人は誰?~

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 掲載日:2014/08/01

‡ 受取人は誰? 

 

 

Aさんが相談に来た時のことです。

「3ヶ月前に母が亡くなったのですが、遺産を整理していたら、この証券がでてきまして・・・」

 

相続手続支援センターパンフレット

Aさんが持ってきたのは、Aさんが受取人に指定されている生命保険の証券でした。

 

話を聞いてみると、Aさん以外に相続人である兄弟が2人いて、生命保険金は誰が受け取ればいいのか困っているとのことでした。

 

その理由として兄弟の1人に、 「生命保険金も母がお金を出していたのだから相続財産だ。相続人の話し合いで受取人を決める必要がある」 と言われたとのことです。

 

生命保険金受け取りの問題で、一番重要になるのは、受取人が誰になっているかということです。

相続手続支援センターパンフレット

 

保険契約上は、受取人となっている人からしか、保険金の請求ができません。保険金は相続財産にもならず、受取人固有の財産となるので、遺産分割協議の対象ではありません。

 

受取人が、仮に相続放棄をしても、保険金の請求はできます。

今回の事例では、Aさん以外の相続人がいくら保険金を請求しても、受取人になることができません。

 

生命保険金については、民法上の相続財産ではありませんが、相続税の申告の際には、みなし相続財産となることもありますので、注意が必要です。

 

 

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