くらしの豆知識

あなたの隣りの相続物語 第11回 ~34人の相続人~

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 掲載日:2014/04/18

‡ 34人の相続人 

 

 

Bさんは、夫とともに故郷を離れて40年以上が過ぎました。Bさんの夫がこの度亡くなり相談に来られました。

御主人の財産は、預金と国債と信用金庫の出資金のみ。

 

相続手続支援センターパンフレット

しかし、Bさん夫婦には子供がいませんでした。

夫の家族は大家族で、兄弟が11名。もちろん既に亡くなっている人もいますので、相続人には、甥姪が含まれてしまいます。

 

戸籍を順番に取得して分かった事は、相続人が34人いたことでした。 あまりの数の多さに、Bさんも初めは驚いておられましたが、預金の解約などをするためには、34人全員の実印と印鑑証明が必要となります。

 

そこで、相続人の方々に現在の状況とこれまでの経緯と、法的相続分をそれぞれにお渡ししたい事を誠意を持ってお伝えしました。

相続手続支援センターパンフレット

無事に手続きは終了しました。やはり相談に来られてから、全ての手続きが完了するまで、8ヶ月かかりました。このような相談は、最近特に多くなってきています。

 

子供がいない夫婦の場合は、配偶者がなくなったときは、その兄弟姉妹からの協力が必ず必要となります。

高齢で亡くなった場合は、相続人の数がすぐに20人、30人にもなってしまいます。

 

戸籍の取寄せも、膨大な量になることもありますし、相続人の中には、行方不明となっている方や、今まで全く面識の無い相続人の方がいらっしゃる場合も多くあります。親戚付き合いが希薄になる親族も増えていきますので、手続は大変になります。。

 

解決方法はひとつ。

妻に全財産を相続させる内容を書いた遺言書があれば、兄弟姉妹の協力なく、スムーズに手続が終わります。

 

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